映画「クリミナル 2人の記憶を持つ男」 あらすじ キャスト 感想
あらすじ
手が付けられないほどの悪人ジェリコ・スチュワートはビルの脳の移植手術を受ける。CIAエージェントのビルの記憶をジェリコに移すのはダッチマンの居場所を聞き出すためだ。ビルは捜査中に死亡した。ダッチマンはアメリカの核ミサイルを遠隔操作できるプログラムを開発する。CIAはダッチマンの居場所を突き止めプログラムがテロリストに渡るのを阻止したい。しかし、移植手術をしたジェリコはビルの記憶やダッチマンの居場所を思い出せずCIAの思い通りにならない。自分の記憶とビルの記憶に翻弄されるジェリコ。ジェリコを追いダッチマンの行方を突き止めたいCIAとテロリスト。核ミサイルを遠隔操作できるプログラムがテロリストに渡るのを阻止できるのか。脳の移植を受けたジェリコの人格はどうかわっていくのか。
キャスト
殉職したCIA捜査官ビルの脳を移植された囚人。
クウェイカー・ウェルズ/ゲイリー・オールドマン
ビルの上司でCIAの職員。
フランクス医師/トミー・リー・ジョーンズ
脳の記憶を人に移植する研究をしている医師。
マルタ・リンチ/アリス・イヴ
CIA職員。
ジル・ポープ/ガル・ガドット
ビルの妻。
核ミサイルを遠隔操作するプログラムを開発したハッカー。
ビル・ポープ/ライアン・レイノルズ
ダッチマンの行方を知っていたCIA職員。殉職後ジェリコの脳に記憶を移植される。
ハビエル・ハイムダール/ジョルディ・モリャ
テロ組織のリーダー。
エルザ・ミューラー/アンチュ・トラウェ
テロ組織のリーダーの女であり右腕
感想
ジェリコが記憶を移植されビルの記憶がだんだん思い出せるようになると邪悪だった性格が善人に変わっていくんですよね。その様がまるで落ちぶれた人が更生していくような再生の物語を見ているようで感動します。やっぱり、ケヴィン・コスナーは良い人が似合いますね。好きなシーンはジェリコの中でビルとジルが過ごした幸せな時間が蘇る場面があるんですけど、映像が奇麗なこととジェリコとジルがビルの思い出を共有するところが切なさと嬉しさと悲しさを表現していて心が揺れました。テロリスト相手には無情になり、ビルの家族には愛情深くなるジェリコ。ジェリコの人格がどうのように収まるのかとテロリストとの対決の行方を楽しみに見てほしい作品。劇中で流れる曲もこの映画が好きになるポイントになっています。