のばうか ブログ

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胃カメラ(胃内視鏡)検査で嘔吐反射を少なくする方法(鎮静剤なし)

結論から言うと嘔吐反射を少なくする方法は鼻呼吸です。

息を鼻から吸って口から吐く。そうすれば、喉への意識が少なくなり嘔吐反射が少なくなりますので、できるだけ早く鼻呼吸をすることがコツです。

予約をした際にもらう注意事項の用紙にも検査中は息を鼻から吸って口から吐くよう記載があります。

以下は検査の経過ですので知っている方は読む必要がありません。

検査前

 私はビビりなんです。胃カメラは人生で4回やってますが、未だに嫌です。2022/4に4回目の検査をするときも苦しみから逃れる方法はないかとネット検索しました。結果は、鎮静剤を使う病院を選んだ方が良さそうということだけしか分かりませんでした。しかし、鎮静剤で胃カメラを受けることにもリスクがあり、デメリットがあるようです。私の通う病院では鎮静剤での実施はしていないし、鼻からの内視鏡をやっていませんと予約したさいに告げられました。

 何度も言いますが私はビビりなのです。胸やけが治まらず病院に行ったのがきっかけですが初診で胃カメラを勧められても「苦手なので」と逃げました。「自己責任になりますよ」と言われますが逃げ切れるのです。でも、薬を飲めば胸やけは治まりますが、飲むのを止めれば胸やけが起きる。これは長引くぞと思うと同時に何か変な病気かもしれないと考え出したのです。胃カメラの苦しみと病気かもしれない不安を天秤にかけ胃カメラ検査を選択。

 検査の予約をしてから検査日まで1週間なかったと思いますが胃カメラの悪夢は見るし検査当日の朝は起きたときから心臓の鼓動が早くなっているし不安でした。検査する前に血圧を測るのですが心拍数が120ありました。血圧と心拍数が表示された用紙を看護師さんに渡すのが恥ずかしかったです。体温も37.0℃と微熱。でも、私の前の順番の高齢女性も同じ体温。付き添いの女性も同じ体温だったので看護師さんは外の気温が高いからかもと言ってました。

 胃カメラ検査をする前に胃の中の泡を消す液体を飲まされます。その後、喉に麻酔をするために口に薬を含ませて1分待ちます。最初はアレルギー検査も兼ねて少しだけ口の中に入れて時間を測り飲み込みます。その後、最初よりも多めの薬をもう一度、口の中に溜め込んで4分待ち飲み込みます。この麻酔も喉に違和感を覚え飲み込むか出したくなる衝動が出てくるので呼吸に意識を集中したほうが落ち着きます。

検査

 検査室に入るとベッドにウガイ受けが用意されています。ベッドに腰を掛けるとさるぐつわのような噛む部分が筒になっているのもを嚙まされます。筒は胃カメラの通すためのもの。これがあることによって胃カメラを噛むことができないようになっています。筒にベルトが付いていて筒を噛まされると同時に後頭部にベルトを回され筒を外せないようにします。左を下に横になるとウガイ受けを口の真下にセットされます。検査中は唾液が出るからです。唾液を飲むとむせるのでウガイ受けに出すように言われます。用意が整うと先生登場、直ぐに胃カメラを口の中に入れ始めます。喉の奥に入ると嘔吐反射が起きて食道が開いて胃カメラが入ってきます。人よっては胃カメラを喉の奥にセットして「飲み込んでください」と言う先生もいます。食道を開くためです。最初のうちは看護師さんが背中を摩ってくれます。鼻呼吸で落ち着くと嘔吐反射がなくなり看護師さんも摩るのを止めて見守ります。胃を膨らませるために空気を入れるときはゲップがでるかもしれません。ジュルジュル音がしてたのは恐らく胃液を排出してた音だと思います。嘔吐反射は舌の根っこ辺りが触れることで起きるらしいので入ってしまって鼻呼吸していればあまり起きません。胃カメラの先端が喉を過ぎると直ぐ鼻呼吸ができて落ち着きます。胃カメラの先端が胃に到達するころには余裕がでてきました。検査自体は5分ぐらいだと思います。その間の嘔吐反射は4回ぐらい。胃カメラを抜くと唾液みたいなものが出るのでうウガイ受けに出したり、ティッシュに出すように言われます。

検査後

 検査結果の用紙を待合室でもらうと「むしろ良好」の文字がありました。薬を飲んでいたし検査当日には調子がいいぐらいだったので。診察があるので診察室に行くのですがしばらくは麻酔が残り喉に違和感があります。時間にして1時間位。麻酔は徐々にとれて1時間後には食事がとれます。直ぐに帰えれるし、車も運転できるのが鎮静剤なしのいいところ。ビビってただけに終わった後の開放感は最高でしたw

 

 喉の麻酔時は呼吸を意識。胃カメラ検査中はできるだけ早く鼻呼吸。この2点を意識すれば大丈夫。